甲府は12月10日に伊藤彰ヘッドコーチの来季の監督就任を発表した。
伊藤コーチは大宮のコーチ時代(2017年)に途中就任(5月~11月)した経験はあるが、シーズン最初から指揮を執るのは初めてとなる。「監督には決定権があるだけに、選手とのわだかまりのないコミュニケーションとマネージメントが大事になる。いろいろな監督のもとで見てきているので自分のスタイルとしてどう作っていくか。初戦に向けてしっかりやっていきたい」と話した。また、チームの戦い方については「失点が少ないチームは強い。ただ、甲府の守備は継続しつつ、ゲームをコントロールできる攻撃的なチームを作っていきたい」と攻撃を強調。
来季の甲府は人件費の部分で厳しくなることが確実で、どれだけの陣容をそろえられるのかは不透明だが、充実した中盤の日本人選手をどう生かすのかなど、その手腕が注目される。そして、目標は「J1復帰」で変わらない。
(甲府担当 マツオジュン)
2018/12/10 19:43