10日に今季のホーム最終戦を控えている京都。その対戦相手となる千葉には、庄司悦大と強い絆で結ばれている選手がいる。専修大の同期で、庄司とともに関東大学リーグ&インカレの二冠達成の原動力となった町田也真人だ。
二人はエルゴラッソの選手名鑑アンケートでも、『ライバル』、『仲の良い選手』に互いの名を挙げ合う間柄。庄司に町田との関係を尋ねると、「大学の寮も4年間ずっと同じだったし、本当に仲が良い。いままでサッカーをやってきて、一番やりやすかった選手は間違いなく也真人です」とのこと。そして、「『いつか、また同じチームでやりたいな』と、毎年言い合っているんですよ」とも明かしてくれた。
ただし、「大学で良い仲間に巡り合って、またプロの舞台で戦えている。それはうれしいことです」とピッチで町田と再会できる喜びを口にしながらも、「仲が良いぶん、負けたくもない」と強調するのが勝ち気な庄司らしいところ。
「也真人はうまいし、やりづらさはあります。ただ、彼が千葉の攻撃の起点なので、そこを抑えれば僕たちの時間が来るはず」。
才能を認める存在だからこそ。庄司は盟友封じをしっかりとイメージして、千葉との一戦に臨む。
(京都担当 川瀬太補)
2018/11/08 09:22