長崎は14日、諫早市内でJFLのテゲバジャーロ宮崎と45分×2本の練習試合を行った。
前半は1-1、後半は3-0と合計4-1で勝利を挙げた。また、この試合では夏に加入後、度重なるケガにより、離脱が続いていたハイロ・モリージャスが時間限定ながら出場。得点を挙げるなど期待感を抱かせるプレーを見せた。
「今のところ、状態はいい感覚をもっています。今日に関しては試合勘を、どんどん自分の中でつかんでいかなければいけないということをテーマにしていました。自分がプレーできるという安心感を今日のプレーを通して得ることも目的にしていました。そこに関してもよかった」と本人も一定の手応えを得ている様子だった。
後半戦の起爆剤として夏に加入しながらケガにより、プレーできない期間も続いたが先週から全体練習にも合流。モリージャス自身も懸命にピッチを上げている状況だ。
「(ケガの期間は)自分としては常にポジティブな気持ちでいようと。サポーターのみなさんや自分を支えてくれる人たち、自分を望んでくれている人たちのためにという気持ちをもって、一刻も早くケガを治して、プレーしようという気持ちで過ごしていた。シーズンが残り少ない中で一刻も早く、ゲームに出てプレーすることが目標です。試合に出て、チームの目標である残留に貢献したい」
残り5試合に向けて、そう語ったモリージャス。ここからはもう後退は許されないだけに慎重な調整は続くが、残留のために持ち味のゴール前での迫力をピッチで示したいところだ。
写真:杉山文宣
(長崎担当 杉山文宣)
2018/10/14 16:23