前節・大分戦でMF大﨑淳矢が7試合ぶりに先発出場した。
今季、大﨑は開幕から10試合連続で先発出場したが、次第に出場機会を失い、8月ごろからはメンバーから外れることも増え、チームも勝ちなしでもどかしい状況が続いた。大﨑は「外から見ていて、無意識のうちに前からいくというのが崩れてきているように感じた。プレッシャーの部分には物足りなさを感じていた」と振り返る。
豊富な運動力には自信がある。「僕が入ってギアを上げたい。少しでも違いを見せて、チームを変えられれば」。大分戦ではボールを追って時にはGKまでプレスをかけたり、DF前貴之のシュートにゴール前で合わせてコースを変えたりとアグレッシブにプレー。途中交代までの66分間で存在感を見せたが、結果は1-3で逆転負けした。
14試合勝ちなしと苦しい現状を打破できないまま、今季は残り9試合となった。「走るというベースは変わらずやり続けたい。チームが勝てるように、一人ひとりが助け合ってやっていかないといけないとすごく感じている。まずは僕自身に悔いが残らないように、しっかり戦いたい」と気持ちを奮い立たせる。
写真:松原純
(山口担当 松原純)
2018/09/29 11:26