26日に行われる天皇杯4回戦の鹿島戦を広島のDF馬渡和彰はすごく楽しみしている。
その理由の一つが鹿島のDF内田篤人とマッチアップする可能性があるからだ。「僕は内田篤人さんのプレーを見ながら『こういうSBになりたいな』と思ってやってきた。もし明日、鹿島がACLのメンバーで来たら内田さんとマッチアップする可能性があるんで、どれくらいできるのかを試したいなって思います」と馬渡は勇んでいる。
今季加入した広島ではなかなか自分のよさを出せずに悩み、腐りかけたこともあった。しかし自分のよさを見失ってはいない。
「自分のストロングは躍動感だったり攻め上がっていく推進力のあるところだし、闘争心をもってガツガツと戦うところ」。プレースタイル的にもメンタリティー的にも果敢にチャレンジしていくサイドプレーヤーである。
「試合展開やチーム状況を踏まえながらですけど」と付け加えつつ、「いまやれることをすべて出したい」と決意を口にした馬渡。もし見本にしてきた内田とのマッチアップが実現したら、ガツガツ感を前面に出してチャレンジしていく姿が見られそうだ。
(広島担当 寺田弘幸)
2018/09/25 18:47