国際Aマッチウィークによる中断期間を終えて、週末にはリーグ戦が再開する。前節・G大阪戦に敗れ、首位・広島との勝ち点差が『9』に広がった川崎Fは4位の札幌と対戦。上位対決とはいえ負けられない試合を迎える。得点が期待される主将の小林悠は、今回の代表遠征で得た刺激を試合に生かしたいと語った。
日本代表として先日のコスタリカ戦に先発出場した小林は68分間プレー。前線の一角として精力的に動き続けた。また今回の代表には若い選手たちが多く招集されていたが、小林はそんな若手から刺激を受けることが多かったと明かした。
「大きい体の相手にも負けないでしっかりドリブルで運んだり、削られてもすぐに立ってプレーするなど、そういうところは若い選手だけど素晴らしいなと思った。それに作りの部分で入っていくことが自分の中でも楽しかった。フロンターレではフロンターレの役割があるけど、もう少しチームでも、作りの部分でちょっと顔を出そうかなというのは代表に行って思った。フロンターレでやっているだけでなく、ああいうところに行くことでもっと頑張らないといけないと思いましたね」
今週末には大事な上位対決を迎える。「最近は得点が取れていないし、自分が取ったら負けないというのはある。そこは本気で狙っていきたい」と語気を強めた小林。代表での刺激を胸に、チームを勝利に導くゴールを狙っていく。
(川崎F担当 林遼平)
2018/09/14 21:30