台風12号の影響で28日に予定されていた横浜FM戦が中止になった清水。今日29日は三保で常葉大との練習試合が組まれていたが、その前半に、レギュラーメンバーがスライドで先発することになった。
序盤からペースを握った清水は、28分に金子翔太のゴールで先制すると、33分だった。河井陽介のロングボールを、ディフェンスの裏に抜けた北川航也が「後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん」ばりにピタリとボールを止めると、追ってきたディフェンスをかわしてゴール右隅に流し込む。「トラップで決まったかな」という北川らしいゴールで追加点となった。
2本目にはメンバーを全員入れ替え、9分に失点を許したが、25分に髙橋大悟のゴールを皮切りに、35分に村田和哉、37分に水谷拓磨が決めて大勝。ヤン・ヨンソン監督が、「(試合が中止になったが)ネガティブに捉えるのではなく、前向きに捉えたい」というように、清水はチームとしての調子の良さを継続して3日後の鳥栖戦に挑むことになった。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2018/07/29 20:18