7月5日の練習後、札幌はミシャことペトロヴィッチ体制となって初のバーベキューパーティーをクラブハウス横で開催した。
前日までは鹿島との練習試合のため茨城県内に遠征をしており、この日の練習はリカバリーのみ、そして翌6日はオフ。そうしたタイミングを利用しての開催となった。天候はあいにくの雨模様ではあったが、しっかりとテントも組み立てられ、選手やスタッフ、クラブ職員らが肉や海鮮を存分に楽しんだ様子だ。
「自分は過去の所属クラブではこうしたバーベキューをやったことがあまりなかったので、札幌でこういう催しを体験し、チームの一体感を高めるうえで非常に良いと感じた」と小野伸二は笑顔を見せた。ケガから復帰し、チーム内で「バーベキュー好き」として知られる河合竜二も「チームの雰囲気も高まるし、すごく楽しい」と英気を養っていた。
チームはW杯中断前までの戦いを終えて、5位につける。一昨季はJ2、昨季は11位だったことを考えても、躍進の真っ最中に身を置いていると言える。だが、「自分は優勝を目指すくらいのつもりでシーズンに突入した」と三好康児が発するように、チームは現在の順位にもまったく満足している様子はない。バーベキューで結束を固めたチームは、リーグ戦再開後のさらなる飛躍を目指していくつもりだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2018/07/06 12:14