28日に地元大学と45分×4本の練習試合を行い、「いいトレーニングを積んだ成果を選手たちは出してくれた。崩しのところでもアイディアを発揮してくれたと思う」とした上で、「まだまだチームはよくなる」と来月のリーグ戦再開に向けて順調にチームのブラッシュアップができていることを強調したミシャことペトロヴィッチ監督。
同日夜にはロシアW杯の日本vsポーランドが行われることにも触れ、「日本代表についても非常に興味深く見ている。初戦のコロンビア戦よりもセネガル戦のほうが選手たちはいいプレーをしていたと私は思う。ポーランド戦も同様にいいプレーをして、グループステージ突破という結果を出してほしいと心から願っている」とエールを送った。
また、大会全体については「まだ何か新しいトレンドを感じとってはいない」としながらも、参考にしているチームの一つとしてベルギーの名を挙げた。その理由については「戦術がわれわれと似ている」とミシャ監督。実際にミーティングの場でもベルギーの試合映像を選手に見せており、「われわれとの比較という意味でも選手たちに参考にしてもらった」とも続けた。熱戦が続くW杯だが、札幌の選手たちは今後、ベルギーの戦いぶりにより注目して観戦することになりそうだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2018/06/28 17:28