3日、清水ユースと練習試合に臨んだ。30分×3本を行い、結果は石毛秀樹などの得点で5-0の勝利。その1本目に左サイドハーフで先発したのは高木純平だった。
高木純は札幌時代から複数のポジションをこなしているが、清水では右SBで起用されていた。今節は左SBのイ・キジェが復帰する。これまで左SBを務めていた吉田が右に回ると、高木純のポジションはどこになるのかに注目が集まった。
アフシン・ゴトビ監督は「純平のファンだ」と以前から信頼しており、そこで考え出されたのが左ハーフ。「純平が中盤でできるか、左右でできるかを見たかった」と指揮官はその意図を話す。本人も久しぶりのポジションに「考えながらやった」とまだ戸惑いを見せたが、昨年札幌でシステムは違えど、左サイドハーフでの先発起用も5試合あり、その感覚を取り戻すことにもそれほど時間はかからないだろう。
この変化が閉塞感に風穴を開けるか。
(清水担当 田中芳樹)
2013/04/04 18:17