今季仙台に加入したジャーメイン良が、来たる“15連戦”に向けて士気を高めている。
流通経済大から仙台に加わったジャーメインは、今季ここまでの公式戦6試合すべてにベンチ入り。明治安田J1第2節・FC東京戦(1○0)で今季初出場を果たすと、ルヴァンカップの2試合では先発出場した。ルヴァンカップ第1節・新潟戦(1△1)とJ1第3節・神戸戦(1△1)では、アシストも記録した。
すでに昨季はJFA・Jリーグ特別指定選手としてリーグ戦でもカップ戦でもデビュー済みということもあり、プロでの生活も「問題なく過ごせています」という。現在は中断期間だが、3月31日からは公式戦が短い間隔で15試合続く“15連戦”が待っている。そこでジャーメインは「今度の連戦では、リーグ戦が一週間で2試合組まれていることも多い。そういう中でも、さらに出番をつかめるようになりたい」と、今まで以上に多くのチャンスをつかみ、結果を残すため、戦術理解を進めようとしている。
「15試合全部に出るように言われても大丈夫なように準備しています。新人ですし、体力には自信がありますから(笑)」とジャーメイン。練習ではスピードを生かした鋭いプレーなどでアピールを続ける。味方との連係を深めた先に見えるのは、もちろん得点だ。「やはりFWなので、ゴールという結果をもっと意識しなければいけません。ここまででアシストはできたけれども、ゴールはまだですから」と意気込む。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2018/03/23 19:26