13日、パラグアイ遠征に臨むU-21日本代表メンバー23人が発表された。だが、そのリストの中に、これまでこの世代の中心選手として戦ってきた京都・岩崎悠人の名前はなかった。
今回のメンバーには、同じJ2勢の坂井大将(新潟)、前田大然(松本)も選出されている。それだけに、選外はこたえているのだろうと思いきや、岩崎は「まだ(東京五輪の)メンバーが決定したわけではない。しっかりチームでアピールして、また呼ばれるように頑張りたい」とサバサバした表情を見せる。
今季の京都は、開幕からの3節を終えてまだ勝ち星がなく、2分1敗でJ2・19位に沈んでいる。岩崎も、現在は代表のことより、チームの勝利のみに意識を集中させている様子だ。
「開幕からやってきて、チームとして攻撃の部分は少しずつ自信を持て始めているけど、(前節の)新潟戦に関しては守備がよかった。あの守備を続けていけば、さらにいい攻撃ができると思う」。
まずはチームの今季初勝利、そして、自身の今季初ゴール。それを成し遂げたあと、岩崎は再び大目標である東京五輪への歩みをスタートさせるのだろう。
写真:川瀬太補
(京都担当 川瀬太補)
2018/03/14 16:49