磐田は明治安田J1第28節・FC東京戦で、4バックを採用することになりそうだ。
今節に向けた紅白戦で、主力組は[4-2-3-1]にトライ。中村俊輔がトップ下、右サイドハーフを山田大記が務めた。左SBでのスタメン出場が濃厚な宮崎智彦は「(FC東京は)裏につけてくる回数も多いと思うし、サイドを起点にしてくるスタイルがある」と話す。相手の特徴を発揮させないことが重要になる。
4バックで臨む具体的な理由を名波浩監督は明かさなかったが、「4バックでも3バックのときと同じように、というのがざっくりとしたテーマ」と言う。前からのプレス、小まめなラインコントロール、ボールサイドへのスライドやカバーといったところがポイントになりそうだ。FC東京にはスピードのある選手もいるが、それでも「下がったら負け」と指揮官は言い切った。
今節の結果によっては4位浮上も見えてくるが、サックスブルーは味の素スタジアムから勝ち点3を持ち帰ることができるだろうか。
(磐田担当 青木務)
2017/09/29 19:37