G大阪、東京Vと、力のあるチームを相手に2試合続けて追いついての引き分け。確かにこれまでなら勝ち点を取れなかったような展開で勝ち点1を取れるようになったのはチームとしての成長と言える。ただ、「G大阪戦は(勝ち点)3取れた試合だったと思うし、正直、1だとキツい」と原田拓は言う。
「先に取られると追いつくエネルギーが必要だし、先制点を取ってもっと自分たちのペースでやれるようにならないといけない。そうなると、もっと楽しいサッカーができるようになると思う」と続ける。また、シュート数やチャンスの数は明らかに増えており、「つなぐ意識が高まっているし、いい方向に来ていると思う」と、自信を深めてもいる。
年齢的にもベテランの域に達しつつあるレフティが、しっかりとボールを動かすという熊本の新たなスタイルを支えている。
(熊本担当 井芹貴志)
2013/03/28 16:20