4日、鳥栖は鳥栖市内のクラブハウスでチョン・スンヒョンの加入会見を行った。
チョン・スンヒョンは蔚山現代(韓国)で2年半プレーし、ACL出場や昨年のリオ五輪出場など、23歳の若さで豊富な経験を持つCB。さまざまなオファーがあった中で鳥栖を選び、初の海外挑戦、Jリーグでのプレーを選択した。
「このJリーグに来て、競争力の高いリーグの中で自分が一番良い選手だという評価を得られるように頑張っていくことを目標としている」と抱負を語ったチョン・スンヒョンだが、自身にとって鳥栖は素晴らしい環境と言えるだろう。過去にも多くの韓国人選手が在籍し、現在もDFキム・ミンヒョクとFWチョ・ドンゴンが在籍する。チョン・スンヒョンも「DFとしてコミュニケーション、意思の疎通というのは非常に大事なものなので、同じ韓国人選手と一緒にプレーできることは強みになる」と同じポジションで活躍するキム・ミンヒョクの存在をアドバンテージに挙げていた。
「一緒にやってみて韓国のスタイルに近いものもあるなというところで、肉体的にも精神的にも鳥栖の選手たちには強さがあるなと感じましたし、非常に素晴らしいプレーヤーがそろっているなと感じました。そこに自分も加わって少しは力になりたい」と初日の練習を終え、チームの雰囲気をそう感じ取ったチョン・スンヒョン。後半戦の巻き返しのキーマンとなれるか。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2017/07/05 07:01