仙台のルーキー・永戸勝也(写真左)が、7月1日のJ1第17節・G大阪戦に向けた意気込みを口にした。
法政大から仙台に加入した永戸は、新人ながらここまでのJ1リーグ戦16試合すべてに出場。うち15試合で先発し、3アシストを記録している。「ここまでの16試合で、自分の中でも成長できたところを少なからず実感できています。強敵が相手ですが、そこでどれだけやれるかが後半戦に向けても大きな意味を持つと思います」と、前半戦を締めくくるG大阪戦に向けて闘志を高めている。
永戸の最大の武器は左足から上げる鋭いクロスだが、相手の対策も進む中で、グラウンダーや右足でのクロス、さらには自らのミドルシュートといった武器も繰り出し、攻め手の豊富さをうかがわせる。前節・C大阪戦のように、味方のパスワークの中でオトリになる動きをして相手守備陣をかく乱し、ゴールにつなげることもある。
「C大阪は僕のクロスを消そうとしていたし、G大阪も消そうとしてくるかもしれません。そういう相手に対しても良いクロスを上げることができれば、そこから存在感を見せられると思うし、強気に、止められないようなプレーを90分間続けたい」
相手の対策を上回るべく、サイドでの1対1を制して抜け出したり、タイミングをズラしたりしながら、永戸は誰にも止められないクロスでチームの勝利に貢献しようとしている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/06/29 19:36