15日のJ2第8節・愛媛戦で今季初めて4バックの布陣で臨み、6試合ぶりの勝利を挙げた京都。特に田中マルクス闘莉王をFWにコンバートし、192cmのケヴィン・オリスと並べた大型2トップはその威力を存分に発揮。闘莉王はハットトリックを記録し、オリスは後半ロスタイムに決勝点をアシストする活躍でチームを3-2の勝利に導いた。
オリスにこのことを尋ねると、「FWでプレーするときのスタイルは、闘莉王と自分は似ている。だから、彼がどういうプレーをしたいかも分かるし、『自分でもそうするだろうな』というプレーを闘莉王はする。すごくやりやすいし、とても良い関係だと思う」と闘莉王とのコンビにかなりの好感触を得ている様子。相棒のハットトリックには、「3ゴールも取れるポジショニングができていたことは素晴らしい」と讃辞を送る。
また、開幕後に一時負傷離脱していたオリスにとって、愛媛戦は京都加入後初めて先発した試合であり、初めて90分プレーした試合にもなった。そのことについても手ごたえを感じているようで、「長い時間プレーすればゲームコンディションは上がってくる。(愛媛戦の)走行距離のデータを見ると10km程度だったが、それもまだまだ上げられる。試合、日々の練習を重ねていくことでもっと進歩できるし、チームのためにもっと走れる」と、チームへの貢献度を今後さらに上げていくことを誓っていた。
(京都担当 川瀬太補)
2017/04/18 17:25