29日、日本代表に選出されていたDF昌子源とDF植田直通が鹿島に合流、全メニューをこなしただけでなく、二人だけ追加でインターバル走を行った。
UAEとのアウェイゲームを戦い、さらにタイとのホームゲームを戦った日本代表だが、二人は試合出場の機会がなく「体が重くて、普段は出る足が出なかった」(昌子)とコンディション調整が難しかったことを示唆。それもあって負荷を高めて週末の大宮戦に向けて万全の状態を作る努力をしていた。
MF久保裕也らの活躍によりポジション争いが活性化している攻撃陣に比べ、守備陣は底上げが急務。ACLで対戦したムアントン・ユナイテッドの選手の多くがタイ代表としてピッチに立ったが、自身はピッチに立つことができなかった昌子。「(次節は)難しい試合になると思うが、大宮戦でしっかり結果を出さないといけない」と表情を引き締めていた。
(鹿島担当 田中滋)
2017/03/29 18:11