選手名鑑掲載の特集『元Jクラブ強化担当者に聞く Jリーガーの査定方法』の本紙連動企画を一部掲載!
エル・ゴラッソ選手名鑑(大判・ハンディ版)では
今年から推定年俸の掲載をスタート!(J1クラブのみ)
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昨年7月、Jリーグは「DAZN(ダ・ゾーン)」を運営する英国のパフォームグループと10年間、約2,100億円という巨額な放映権契約を締結。これにより、近年上昇傾向にある選手の年俸水準は、今後さらに上がっていくことが予想される。
そんな中、今回はJリーグが最も“華やか”だった開幕当時にフォーカスする。多くのスタープレーヤーを擁していたV川崎(現・東京V)で、強化・編成に携わっていた小見幸隆氏に、当時の年俸事情、日本初となる1億円プレーヤー誕生の背景について聞いた。
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ヴェルディの気概が生んだ、
日本初の1億円プレーヤー
―近年、Jリーガーの年俸水準は再び上昇傾向にありますが、選手の年俸が最も世間で話題になっていたのは、やはり開幕直後の93年~94年ごろだったと思います。当時のV川崎(現・東京V)ではどのように選手の年俸が決められていたのでしょうか?
「当時は(親会社の)読売新聞社が主体となり、日本テレビの方などとともに決めていました。ただ、サッカーのスペシャリストが集まっていたわけではなかったので、最初は気前が良過ぎたのかもしれないですね。
これはJリーグ開幕前の話になりますが、ホンダFCでプレーしていた北澤(豪)や石川康に『ヴェルディ(当時・読売クラブ)に来ないか』と声を掛けたとき、この二人には他クラブも興味を持っていました。だから、そのときは『数百万円ずつ上げて交渉しますけど、いいですか?』と読売新聞社の事業部に電話しながら、交渉していましたね。~」
「また、クラブとしては『サッカーのスター選手を作るんだ!』『1億円プレーヤーをまずヴェルディから出すんだ!』という強い思いがありました。カズ(三浦知良)が初めて1億円プレーヤーになりましたけど、時代を変えようとする気概や信念が当時のヴェルディにはあったのだと思います」
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J1クラブ所属選手の推定年俸、『特集:Jリーガーの査定方法』が収録された、『Jリーグ選手名鑑2017』も本日8日発売!
【Jリーグ選手名鑑 大判】
タイトル:Jリーグ選手名鑑2017 J1・J2・J3 エル・ゴラッソ特別編集
発売日:2月8日(水)
価格:定価972円(本体900円)
判型:A4変型 288P
(BLOGOLA編集部)
2017/02/08 20:30