徳島ヴォルティスとしてクラブ初の外国人監督誕生。
チームの始動日を明日(1/11)に控え、スペイン人のリカルド・ロドリゲス新監督の就任記者会見が行われた。自己紹介とともにさまざまな抱負が述べられたが、その中で印象深かったのが「われわれの目指すスタイルによってファン・サポーターの方々に満足してもらい、ポジティブな感情を持ってスタジアムに足を運んでもらえるようにやっていきます。そのためにも、ファン・サポーターの方々にわれわれは強いんだと感じとってもらえるようにならなければいけません」というメッセージだった。
リカルド監督は始動前日となった今日のうちに、ほぼ全選手と10分間ほどの個別面談を行っていた。その目的は「第一に選手を知ること。誰が明るくて誰がどんな性格なのかといったことから、どのポジションだったら自分のパフォーマンスをより良く発揮できるのか、自分で考えている短所や長所など。できるだけ早く選手たちと会って選手たちを知りたかったですし、選手たちにも自分がどういう人物なのかを見てもらいたかった」と話す。そして、最も大切だったのが「コミュニケーションを取ることはチームにとって重要なことです。最初の個人面談をとおしてお互いの壁をできる限りなくしていきたいという意図がありました」という点だったようだ。
まだ取材初日だが、監督としてのエネルギーは十分感じられた。さぁ、いよいよ本格始動だ。
(徳島担当 柏原敏)
2017/01/10 20:17