今シーズンのJ2で16位に終わった熊本は9日、熊本県民総合運動公園ラグビー場でトレーニングを行い、今季の全体練習を打ち上げた。
最終日のメニューは、スタッフ陣も参加してのミニゲーム大会を実施。約1時間半に渡って汗を流した。
トレーニング後、取材に応じた清川浩行監督は次のように話した。
「いろいろありましたが、1年間、厳しい中で皆がよくやってくれたなとしみじみ思います。連戦でオンとオフの切り替えも難しかっただろうし、家族とリラックスした時間を持つこともできなかったと思うので、まずはしっかり体を休めて、リフレッシュして、来年は本当の意味でまた覚悟を持って、いい1年にしてほしいと言いました」
清武功暉の期限付き移籍期間の満了と千葉への移籍が昨日発表されたが、新チームの編成は新加入選手の交渉も含め進行中で、清川監督自身の契約も現時点では決まっておらず、「これから詳しいことも話して決めていきたい」とのこと。
しかし監督として初めてトップチームの指揮を執った1年を、「コーチとは違う、想像以上の責任ある立場だと改めて感じた」と振り返った。
また、契約満了となった高柳一誠、移籍が発表された清武らは多くのサポーターに囲まれ、記念撮影などに応じていた。
全体練習は終了したが、来週も一部の若手選手は継続してトレーニングを行うことになっている。
(熊本担当 井芹貴志)
2016/12/09 14:34