現地時間8日にヨーロッパリーグ最終節ザルツブルク戦で、シャルケの内田篤人が1年9ヵ月ぶりの復帰を果たした。内田は今年5月から2ヵ月近くを鹿嶋で過ごし、元チームメートたちに囲まれながら急速に足の状態を回復させていった。
なかでも二人三脚で復帰を後押しし、内田をして「あれは本物だよ」と言わしめたのが鹿島に所属する塙敬裕(はなわ・たかひろ)フィジオセラピスト(写真・左)だった。ザルツブルク戦後、塙氏のもとには内田からお礼と今後の活躍を誓う連絡が入った。
鹿島もクラブワールドカップを戦っており、当日はちょうどオークランド・シティー戦の深夜だったため「映像は観れませんでした」という塙氏だったが、苦楽を共にした内田の復帰を心から喜んでいた。
(鹿島担当 田中滋)
2016/12/09 12:52