練習前のミーティングではすでに退団が発表されている阿部巧、中原秀人、石川研GKコーチのあいさつが行われ、井原正巳監督からは「一年間、選手は本当に頑張ってくれた。お疲れ様ということと来季のスタートはもう始まっているので時間を無駄にしないようにということを伝えました」という話があったそうだ。
この言葉からも分かるように井原監督の来季続投は決定的となっており、井原監督自身も「サイン(するだけ)というかチームの発表待ちという段階。やる方向で進めている」と続投を認めている。来季に向けては「戦力がどんどん抜けていくという事態にならないようにしないといけない。チーム全体で今年以上のチームを作れるように方向性をもってやらないといけない」と話した。
すでに何人かの主力については獲得のオファーが届いており、J2降格という状況もあって引き留めに関しては苦戦を強いられている。「続投することになれば、一年でJ1に戻るという覚悟を持って」と井原監督も話しており、チームとして戦力維持への力が求められている。
(福岡担当 杉山文宣)
2016/11/25 14:28