今季のナビスコカップが開幕となった20日、11年・12年と2連覇を達成した鹿島は該当試合がなかったために、通常通りに練習を実施。ランニング中心のメニューをこなし、「超キツかった」(大迫勇也)シャトルランなどおよそ1時間の走力強化が行われた。
鹿島のナビスコカップ初戦は、23日のFC東京戦。
20日の練習後に青木剛は「どの試合も大事だが」と前置きをした後、「初戦をホームで戦えるのは大きいし、まずスタートを勝ちきる」と本拠地での勝利発進を誓った。
また、「自分にとって特別な大会。あの経験がなければいまの自分はいない」と振り返ったのは、昨季の決勝で左SBに抜擢された“シンデレラ・ボーイ”昌子源。
「もう一度あの舞台に、今度はフル出場する」と目標を掲げた。
それぞれの思いを乗せ、鹿島は史上2クラブ目のナビスコ杯三連覇、国立での戴冠を目指す道のりの第一歩目を踏みだす。
(鹿島担当 倉橋捺稀)
2013/03/20 18:10