22日の天皇杯3回戦・大分戦で復帰が見込まれる清水のDF犬飼智也。「コンディションも順調に上がってきている。公式戦は久しぶりなので、自分のやるべきことをしっかりやりたい」と意気込みを話した。
7月20日のJ2第24節・東京V戦で左足関節脛腓じん帯結合損傷となって全治2カ月の診断を受けた。9月6日にチームに合流し、12日の練習試合・SC相模原戦では45分間の出場。大前元紀のCKにニアで合わせてゴールを決めるなど、順調な回復ぶりを見せていた。
「いまはチームが良い雰囲気になっているので、天皇杯に勝って、次のリーグ戦にもつなげたい」
犬飼にとっては、古巣対決である25日のJ2第33節・松本戦に出たいという思いももちろんある。しかし、それもこの天皇杯で活躍して初めて考えられることだ。
「チーム的に不安はないが、個人としては90分間プレーできるかどうか」。その不安を解消し、リーグ戦での次節出場へアピールしたい。
(清水担当 田中芳樹)
2016/09/21 09:05