31日、東京Vvs熊本の試合前に行われた会見で、東京Vはアジア戦略事業の一環として、タイのバンコクを中心に「アスコットフットボールアカデミー」を運営している、アスコットインターナショナルスクールとのパートナーシップ契約の締結を発表した。
今回のパートナーシップでは、クラブの創設時から培ってきた選手・指導者育成のノウハウをもとに、タイへのコーチ派遣や育成年代の選手たちの交流を行うことで、タイ国内の選手発掘・育成に貢献していくとともに、いずれはクラブでタイの選手がプレーすることを目指したものとなっている。
近年、アスコットインターナショナルスクールからは、アンダーカテゴリーを中心に代表選手を輩出。現在は5人の選手が代表に入っており、12人の選手がタイのクラブチームで活躍している。
羽生英之代表取締役は「私たちが唯一持っているストロングポイントはアカデミー。かねてから、東京Vが持っているメソッドを海外に輸出するということは念願でもありました」と今回の契約締結を説明。「将来的にはタイの選手が日本で活躍してくれたり、私たちがタイに行って、タイの人たちが東京Vを愛してくれるような環境ができればいいなと思っています」と期待を寄せていた。
今後は10月にコーチ派遣プログラムを実施し、その後もタイ国内へアカデミーチームの派遣を予定している。
写真:林遼平
(BLOGOLA編集部)
2016/08/01 13:40