14日、C大阪は今季初の長居スタジアムでの公式戦(J2第8節・北九州戦)を前に、一般非公開の下、同スタジアムで練習を行った。
メインとなった紅白戦は公式戦さながらの引き締まった内容で1-1のドロー。「同点後、お互い、決め切ることができればもっと良かったけど、最後まで攻め切る姿勢を出していた。選手は集中していた。充実した紅白戦になった」と大熊清監督も納得の表情で振り返った。
Aチームの得点は、前節来日初ゴールを決めたリカルド・サントス。練習後は、「(長居スタジアムは)すごくいい。グラウンドも素晴らしい」と長居スタジアムの感触を語った。
また、来日初ゴールは「家族も喜んでくれた」という。「日本に来ている奥さんも息子も、すごくうれしそうにしてくれた。それに、ブラジルにいる家族も試合を見てくれたみたい。向こうは朝4時になるんだけどね(笑)生で見てくれたようだ。力を送ってくれたんじゃないかな(笑)」と相好を崩した。
スウェーデン人の奥さんが作るブラジル料理が日々の原動力だが、「日本食にも挑戦したい。まずは刺身から(笑)」と語るなど、ピッチ内外で日本へのフィットを高めているリカルド・サントス。今節もチームの勝利に貢献すべくピッチで戦い、2試合連発を狙う。
写真:徳丸篤史
(C大阪担当 小田尚史)
2016/04/14 22:00