ここまでの公式戦で、シュート3本で3ゴールの決定率100%を誇るのが横浜FMのルーキーFW富樫だ。11日から始まるU-23日本代表国内合宿にも招集された。明日の浦和戦ではカイケが1トップで先発濃厚となっており、スーパーサブとして途中出場のチャンスを待つ。
試合前日はルーティーンの居残りシュート練習を敢行し、感触を確かめた。「途中からの出場だと相手が疲れて反応が遅くなることもある。ポジティブに捉えていきたい」と視線は常に前を向いている。
シュート決定率が話題になっている中、「シュートが少ないことを指摘されるけど、そこに対して焦りはない。焦ってシュートが入らなかったら意味がない」と持論を展開。大切なのはシュート数の“分母”ではなくゴール数の“分子”だと言わんばかりの力強い言葉で、浦和との上位対決でもゴールという獲物だけを狙う。
写真:徳丸篤史
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2016/04/09 19:55