J1復帰を目指すC大阪の今季の副将が、茂庭照幸、キム・ジンヒョン、扇原貴宏の3選手に決まったことが分かった。FC町田ゼルビアとの開幕戦(1○0)前日のミーティングで正式決定したという。
人選の理由について、大熊清監督は、「(主将の)柿谷(曜一朗)とも少し話しながら、年齢バランスも考えて決めた」と語った。
「特に(気持ちは)変わらないっすよ(笑)。これまでどおり」と話す茂庭のように、3選手とも、肩書が付こうが付くまいが、普段からチームを引っ張る意識の高い選手ばかり。ごく自然に柿谷をサポートしていく形となるだろう。
また、開幕戦について茂庭は、「(内容は)負けゲームに等しかったかもしれないけれど、そういう試合で競り勝って、なおかつ課題が浮き彫りになったことが収穫。今日の紅白戦でも、開幕戦で出た課題について、『ああしたほうがいいんじゃない、こうしたほうがいいんじゃない』と話せている。成長していくためにはすごく大事なこと」と話し、今後に向けて、試合ごとに出た課題をチームとして修正しながら戦っていくことの大切さを語った。
(C大阪担当 小田尚史)
2016/03/04 12:01