週末の天皇杯準々決勝・G大阪戦に向けて23日、定例の森下仁志監督の囲み取材が行われた。先週、行われた大阪でのミニキャンプについて「良い準備ができている」と充実した表情でその手応えを語った。滞在期間中には長居で行われたクラブW杯準決勝のリーベルプレート対広島をチームで観戦。世界最高峰の舞台での試合を観戦し、森下監督自身も刺激を得た様子だった。
週末の試合は万博でのラストゲームとなる。G大阪OBであり、G大阪でプロ生活をスタートした森下監督にとっても特別な思いがある。「デビューさせてもらった場なので、その最後に監督としてやらせてもらえるというのは何かの縁だと思うので勝ちたい」と思い出の地での必勝を誓っていた。今季途中から試合前日は非公開としてきたが、鳥栖で今季最後の調整となるため、25日は公開練習に変更。練習後にはサポーターにあいさつが行われる予定だ。サポーターに勝利を誓い、大阪へと乗り込む。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/12/24 07:00