さみしい大一番はユーベが希望をつなぎ、ミランはさらに後退
6位と7位の対戦らしかったといえば、それまでかもしれない。だが、ユベントス対ミランという大一番だけに、さみしい内容だったことも事実だ。
序盤戦の不振から巻き返しを図る両ビッグクラブの対戦は、浮上を懸けた重要な一戦だった。それにふさわしい緊張感もあった。だが残念ながら、見る者を魅了するパフォーマンスではなかった。結果、FWパウロ・ディバラの決勝点で1-0と勝利したユーベが5連覇への夢をつなぎ、ミランは低迷が続く形となったというだけだ。
それでも、ユーベはこれで3連勝。前節で初の2連勝を飾ったばかりだけに、今季の課題だった継続性を身につけつつあることは朗報だ。年内には上位のフィオレンティーナとの直接対決もある。クラブが「最低目標」に掲げるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は、まだ十分に可能であり、この流れを続けられるかどうかが鍵となる…
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(BLOGOLA編集部)
2015/11/28 05:25