14日の明治安田J2第41節・栃木戦は、両チームにとっての正念場だ。京都は引き分け以上でJ2残留が確定し、栃木はJ3への自動降格が決まる可能性がある。
最下位に沈む栃木だが、京都にとっては2012シーズン以来勝利がない、相性の悪い相手。ゲームキャプテンを務める駒井善成は、「特にアウェイ戦。なかなか結果が出せない競技場という印象がある」と、14日の会場である栃木県グリーンスタジアムへの苦手意識を口にする。
リーグ戦は残り2試合。栃木戦が鬼門であっても、是が非でもここで残留を決めておきたい。背番号『7』も、その覚悟でいる。
「どんな相手であれ、目の前の敵を全力で叩く気持ちで戦う。難しい試合になるが、まずは残留すること。残り5分で同点なら、守り切って勝ち点『1』を拾うことも、僕は大事だと思う。もちろん勝ち点『3』を狙いに行くが、そういう戦い方も頭に入れておくべき。最大限の集中をして、残留を決めたい」
(京都担当 川瀬太補)
2015/11/11 07:00