重要な局面で出番が回ってきた――。
今節・長崎戦で、ジェイを負傷離脱で欠く磐田。代わりには森島康仁が1トップに入ることになる。
前節・東京V戦(3○0)は、負傷退場となったジェイに代わり、41分から途中出場。得点こそなかったが、高い位置でボールを競り、2ゴールの起点となった。
約50分の出場時間で、「35回ボールタッチして、ボールロストは1回だけだった」と名波浩監督。退場者を出し、10人となったチームの負担を、正確なポストプレーでも軽減した。「気持ちよくプレーできた」と森島は振り返る。
リーグ最小失点(前節終了時点)の堅守を誇る長崎との一戦。指揮官は「肩肘張らず、普段どおりやってくれれば」とエールを送った。
スタメンは、第34節・北九州戦(3○2)以来6試合ぶり。「頑張るだけです」と短い言葉に力を込めた。元イングランド代表を欠く磐田。最前線の日本人FWの動きが、攻撃のカギとなる。
(磐田担当 南間健治)
2015/11/08 07:00