JAPANサッカーカレッジとの練習試合が45分×2本で行われ、1、2本目とも2-1で勝利した。ただし、強風の中とはいえ攻めあぐねるシーンが多く、1、2本目ともに先制を許すなど、内容的には不安を残すものとなった。
2本目の2点目は、その6分前に途中出場した汰木康也。バイタルで受け、左角度からのいわゆる「汰木ゾーン」。ゲーム終盤で相手の足も止まり、プレッシャーもさほど厳しくない中でのシュートだったが、「一応、得意なコースのはずなんですけど、久しぶりです、決まったのは(笑)」とはにかんだ。
これまではサイドに開いて受けることが多かったが、「最近はああいうバイタル(エリア)で、前よりはうまく受けられるようになってきたので、あのポジションがおもしろくなってきた。あそこで反転できたら起点になれる」と敵の懐に飛び込んでのプレーに挑戦。武器であるドリブルでの仕掛けを生かし、より「怖い選手」へと変身中だ。
(山形担当 佐藤円)
2015/10/08 19:49