千葉は前節(明治安田J2第35節)の愛媛戦(1○0)に続き、今節は3位・福岡とのJ1 昇格争いのライバル決戦に挑む。J1昇格のためには、一戦も落とせない戦いは必至だろう。
その中で、今節の相手である福岡はここ7試合で2失点と鉄壁の守備陣が最大の武器だ。その印象を水野晃樹は「“アジアの壁”が守備の壁を作った」と語る。福岡を率いる井原正巳監督はご存知の通り“アジアの壁”と現役時代は評されていた名DF。そのこともあり、水野は福岡の守備を独特の表現で讃えていたのだが、敵将とは柏時代にコーチと選手の間柄であったからこその言葉でもある。「選手としても実績があるし、あれだけのモノがあれば選手も信じてやれると思う。それが実際の順位に現れていると感じる」と福岡に対して、警戒を強めていた。
また、U-20日本代表などで共に戦った中村北斗や柏時代の後輩であるGK中村航輔など馴染みが深い選手も多くいる。水野にとって、楽しみな再会が多い一戦になることは間違いないだろう。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/10/07 19:49