U-15、U-18と柏の育成組織育ち、今季はニュージーランド(NZ)のセミプロチーム・オネハンガスポーツでプレーしていた手塚康平(19歳)が4日に帰国。7日からトップの練習に参加している。
NZはラグビーが国技ともいうべき国。9月20日にラグビーW杯で日本代表が南アフリカを相手に“世紀の番狂わせ”を起こした直後は「チームメートに必ず『日本勝ったね』と話しかけられた」という。「日本にいたときはラグビーって聞いていなかったので、日本は盛り上がっているのか? と思ったら、帰ってきたらテレビとかでやっていて……。結構凄いことなんだとあらためて思いました」(手塚)。
手塚は今季終了まで柏の練習に参加する予定だが「ここに残ってプレーするのが自分の願い」という彼にとって、公式戦には絡まなくても自分の存在をアピールする真剣勝負が続く。NZで逞しくなったフィジカル、積んだ経験を古巣でどう表現するのか、彼のチャレンジが楽しみだ。
(柏担当 大島和人)
2015/10/07 19:39