ホームでの開幕戦、札幌戦に敗れたことにより、選手たちは危機感を募らせている。特にチームに警鐘を鳴らしているのは、キャプテンの山口智だ。チーム屈指の経験を持つベテランは、「ボールの動かし方が悪かったし、テンポも同じだった。ポジションチェンジもなかったし、ショートパスをただつないでいるだけになった。ああいう攻撃では崩せない。去年から続いている課題」と現状を嘆いた。
その一方で、「まずは一つ勝つこと。新しい選手は特に結果に飢えているだろうけど、でもそこに行き過ぎるとダメになる。攻撃でも守備でも何が最善なのかをしっかり考えてプレーしないといけない。練習からアプローチしていきたい」と、熊本戦で勝利するために気持ちを切り替えてトレーニングから取り組んでいくことを誓った。
(千葉担当 菊地正典)
2013/03/06 21:26