今季岡山から完全移籍を果たした石原崇兆は、清水のアカデミー育ち。アウェー開催の前回対戦(1st第3節/1○0)では途中出場を果たし、30分ほどIAIスタジアム日本平のピッチに立った。「いつか日本平のピッチに戻ろうと思ってやってきたので、対戦相手としてあの場所に立てたことはうれしかった」と振り返る。
ヤマザキナビスコカップ予選第4節・広島戦(2●4)ではJ1公式戦初ゴールを挙げるなど、シャドーあるいは左サイドとして貴重なピースとなっているが、まだリーグ戦での得点はない。調子が上がってきた時期にけがで戦線離脱ということが重なるタイミングの悪さもあったが、「やはりJ1とJ2の違いは大きい。J2ならドリブルで突破できる場面でも、J1ではそう簡単にいかない」とJ1のレベルの高さに唇を噛む。
だからこそ、リーグ戦の残り5試合で結果を出したいところ。まずは今節・清水戦、背番号20がアルウィンで躍動する姿を誰もが期待しているはずだ。
(松本担当 多岐太宿)
2015/10/01 18:23