6日に行われた天皇杯2回戦・MIOびわこ滋賀戦で大卒ルーキーのFW仲川輝人がプロデビューを飾った。
1点ビハインドの後半開始時から出場すると、相手のディフェンスラインの背後を突くランニングからPKを獲得し、FWアデミウソンの同点ゴールをお膳立て。その後、試合は豪雨による影響で中止となり、別日に74分から再開されることが決まったが、仲川がプロデビューを飾ったことに違いはない。
右ひざの大けがから復帰し、ようやくプロとしての第一歩を踏み出した仲川は「サポーターから仲川コールが起きたときは本当に嬉しかった」と笑みをこぼす。復帰後はまだ90分ゲームなどを消化していないため、コンディションはさらなる良化が望める。次なる目標はリーグ戦デビューとスタメン獲りで、上位進出を目指すチームに新たな戦力が加わった。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/09/08 20:08