前節(明治安田J1・2nd第7節)の浦和戦(0●1)、公式戦では10試合ぶりに途中交代でピッチに立った可児壮隆。「今まで途中で出た中では一番良かった」と語るように、ボールによく絡み、パスで相手を崩そうとするプレーは終盤にリズムを作っていた。
ひさびさの出場となったことに関して、可児は「いまは気持ち的にもサッカーに向かっている。試合に出たいという気持ちも強いし、試合に出て結果を残したい」と、精神的な変化があったことを説明した。
今節の相手である古巣の川崎Fは、可児にとって「特別なチームというか、やはり燃えるモノがある相手」。コンディションも上がりつつあるこの状況で、「アシストやゴールは最近すごく自分自身で意識しているので、そこを出せるようなプレーを」と意気込みを見せる。前回対戦ではベンチに入ることもできなかったが、今節は古巣相手の出場を目指し、意欲を燃やしている。
(湘南担当 林遼平)
2015/08/21 15:41