2nd第6節・鹿島戦(0●1)、第7節・柏戦(0●3)で連敗を喫し、野津田岳人は自分自身に責任を感じていた。
「悔しい気持ちがすごく強い。相手は研究して守りを固めてきて、先制されたことでさらに守りを固められてスペースはあまりない中でしたけど、もっと何かをしないといけなかった。自分でアクションを起こさないといけなかったし、自分でシュートを打つ場面も作り出していかないといけない。2試合ともゼロで負けたことに対して、自分に責任を感じます」。
もっとも、チームの結果に責任を感じているのは、野津田が昨年までとは違った立場で試合に臨んでいる証。「勝った時はより嬉しさを感じるし、達成感もありますけど、負けた時は責任をすごく感じるし、悔しさもすごく大きい」と話す野津田は大きなプレッシャーを感じている様子だったが、「この状況を楽しんでやっていきたい」と前を向いた。
野津田が今、積んでいる経験は、必ず成長の糧になる。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/08/19 18:45