前節の明治安田J2第28節・千葉戦(1△1)で、後半ロスタイムに劇的な同点弾を決めたマグノ・クルス。「彼の能力を証明した」(パブロ)素晴らしいゴールだったが、クルス自身、「ああいうプレーは好き。前でキープしてくれるし、前に当てれば、いいボールが返って来る」と振り返った。
現在の環境について、13日の練習後の囲み取材では、「夢のような時間」だと語り、「練習からみんなが受け入れてくれている。とてもうれしい」と終始笑顔だった。
大阪での生活についても、「言葉で言い表せないくらい、とても良い。家族にも、いい環境でプレーしていることを伝えている。嫁、親、兄、いまはブラジルにいるけど、早く呼びたい」と語るなど、日本での生活にも早くも順応しているようだ。
帰り際、手にはC大阪の選手とスタッフの顔写真と名前が入った資料を抱えており、「早く名前も覚えたい。2カ月後には、少しは日本語で皆さんとも話せるようになりたい」と人懐っこい笑顔を見せ、帰宅の途に就いた。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/08/13 19:32