9日、10日と紅白戦が行われたが、主力組のトップに入ったのは林陵平。「チーム全体としてフロンターレのボール回しに対して引いて守るのではなく、プレスをかけにいくというのを意識したい」と戦術に沿った献身的なプレーを誓った。
この2週間の間に、高さがありスタイルがかぶる高崎寛之が加入してきたことも刺激になっているが、「加入してきた選手に簡単にスタメンを譲るようではダメだと思いますし、そこは自信を持ってプレーに臨みたい」と、まずは明治安田J1・2nd第6節・川崎F戦で結果を出すことにこだわる。
その林自身にもJ1の2クラブからオファーが来ていたが、交渉の中で山形に残留することになった。
「山形に残る以上は前向きにやっていこう、山形のためにやっていこうということは決めている。自分が出たときに結果を出していきたい。チームの残留のために、それと自分自身のために、残り12試合やっていきたいなと思います」と決意を語った。
(山形担当 佐藤円)
2015/08/10 19:34