7月26日に発表があったように、下部組織出身のルーキー・仲村京雅が、Y.S.C.C.横浜に期限付き移籍することとなった。「最近(動きが)良くなってきて、トップのベンチ入りに向けてやれる手ごたえがあった」と本人も話していた中での移籍だけに、新天地での飛躍に期待が掛かる。
これに少し寂しげな表情を見せていたのが、下部組織から3年半一緒にやってきた同期の浦田樹だ。「一緒に上がってきた同期として、居残り練習を一緒にしたりして刺激されていた」と、練習後の居残り練習も一緒に行う間柄。2人で帰宅していくことも多かっただけに、切なさは少なからずともある。
「移籍の話があってすぐに、『行こうかな』という決断を聞かされたので、自分の中でもう答えは決めていたと思います」と、その時のことを振り返った浦田。ただ、戦う場所は違えども千葉に対する想いは一緒。それぞれの場所で成長を遂げ、近い将来フクアリにその姿を見せてくれるはずだ。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/07/31 19:54