明治安田J1・2ndステージが11日に開幕する。1stステージで台頭した20歳のストライカー・浅野琢磨が2ndステージへの抱負を語った。
まず、「1stステージよりも出場時間を増やしたいし、最初からも出たい」と話した。1stステージは15試合に出場も、13試合は途中出場でプレータイムは555分間。「そのために途中から出て常に結果を出していかないといけない」と続けた浅野は、「二桁(得点)は目指さないといけないところ」と具体的な数字の目標も挙げた。
現在は3得点。10得点は現実的な目標だが、浅野のプレースタイルは各チームに知れ渡った。2ndステージは各チームがスピードを殺す対応をしてくるに違いなく苦戦も予想されるが、「相手に警戒されるのも分かっています。そういう中で、(佐藤)寿人さんは200点も取っている。僕もそうなれるようになっていきたい」と力を込めた。
プレータイムを争うライバルでもある佐藤の背中を追い、浅野は2ndステージのスタートを切る。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/07/08 17:48