24日の午前中は4つのグループに分かれ、それぞれに設定されたタイムで300mを走るペース走を実施。今までもオフ明けなどに行っていたが、これから迎える夏場に備え、距離を縮める分、長い距離でスプリントすることが求められるため、心肺機能に負荷をかける狙いだと思われる。
中にはK村S平選手のように「お前、声がかわいいんだよ」と茶化される場合もあるが、こういったトレーニングでは、合間に若手選手が「頑張ろう!」「あと●本!」「いけるよ!」などといった声を出して雰囲気を盛り上げ、全員で仲間を励ましながら設定タイムをクリアしようと取り組んでいる。
そんな中、残り3本となった時点で、とあるコーチから「おい、●●、『タケシ、頑張ろう!』って言ってみ」と若手に無茶ぶり。タケシとは無論、小野剛監督のこと。コーチの厳しい要求を乗り越えてこそ成長できるものだが、けしかけられた選手の方は、さすがにためらった様子だった(笑)。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/06/24 15:51