6日(土)に千葉県内で合宿を行っていた日本代表に、練習パートナーとして“1日日本代表”を体験したのがプロ1年目の乾貴哉だ。その合宿の中で高卒ルーキーが最も違いを感じさせられたのが精神面の部分。
「実際に行って、うまいのは当たり前だったのですけど、サッカーに対する負けたくない気持ちとかが、自分と比べて違うなと思った」と本人も語るように、トップレベル選手の心構えを間近で体験することになった。
ただ、いきなりA代表の合宿に参加するということでやはり緊張をしていたそう。誰かに話しかけるような余裕はなく、本田圭佑(ACミラン)と交わした会話も「どこでプレーしているの」という程度。「聞けば良かったです」と本人も後悔をしていた。
それでも、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からは貴重な話をされている。その内容に関しては「秘密」とのことだが、日本代表の指揮官から授かったこの言葉。18歳にとってかけがえのないモノになったに違いない。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/06/11 07:00