MF関根貴大が周囲の変化を実感しているようだ。ルーキーだった昨季は21試合のうち先発は3試合で2得点1アシストという成績だったが、2年目の今季は15試合中14試合に出場してうち11試合が先発、まだファーストステージも終わっていない段階で4得点5アシストと昨年の成績を遥かに超えている。
活躍すればファンは増えるもの。ファンサービスが行われた10日、ファンの反応に違いがあるかと問われると、関根は「そうですね」と言った後、「埼スタでも(試合後にピッチを)歩いていると(自分の)ユニフォームあるなあって。昨年は見つけたらレアだと思ったのに」と笑った。
ただ、それは素直に「嬉しい」ことだが、満足はしていない。「現状に満足したらそれまでだと思うし、出ている責任もあるので結果を残していかないといけない。これからが勝負だと思う」。ここまでは“2年目のジンクス”とはまるで無縁な関根だが、さらなる活躍を期している。
(浦和担当 菊地正典)
2015/06/10 20:25