2日、キム・ミンテがリオ五輪を目指すU-22韓国代表に選出されたことが発表された。キムは「日本語でもいいですか」と日本語で冗談を飛ばしながら5日に取材陣に対応。「どの部分が評価されたかはわかりませんが、大型ボランチということ、点を取ったこと、運動量など、この仙台で頑張って動こうとしていたことが(選出に)つながったのかもしれません」とコメントした。
キム・ミンテはリーグ戦初出場初得点を決めた明治安田J1・1st第11節・浦和戦(4△4)で、この節の個人で最長の走行距離(12.38km)を記録。以後も、チーム内でもリーグでもトップクラスの距離を走っている。
「まずは守備がベースの戦い方の中で、ボランチで守備のために走っていること。そして自分の得意な攻撃のために前に出ていくことを繰り返すなかで、たまたまそういうデータになったのでは」と本人は謙虚だ。しかし「運動量のある鳥栖の選手以上に走りたい」と、次節・鳥栖戦でも精力的に走る構えだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/06/05 16:39