明治安田J2第15節の千葉戦(3○1)で、再三の好セーブを披露したGK鈴木彩貴。しかし勝ちゲームの流れをつくりながら、負傷により途中交代。その経緯を本人に聞いた。
「ボールの処理に出て人とぶつかり頭を打ったんだと思う。立ちくらみがして目の焦点も合わない。これはマズいと思ってしばらく動かず様子を見た。何とか行けると思ってプレーに戻ったが、今度はキックした瞬間に腰に痛み。頭の方に意識が行って気がつかなかったが、同じ衝突場面で打撲していたようです」
試合後すぐに病院へ直行、頭の方に異常はなく、腰も北九州で再検査を行ないこちらも大きな問題がないことが判明した。その結果を鈴木は母親に電話連絡。すると……。
「大丈夫だったよって言ったら『でしょうね。だって、かあさん、そんなヤワな子どもを生んだつもりないもの!』だって。思わず笑って、打撲している腰がイテテって。いやぁ、『肝っ玉かあさん』ですよ!」
(北九州担当 島田徹)
2015/05/27 15:23